◆フレンズくまさんの足跡◆
村の熊さんとその仲間たち | ||||||||
|
||||||||
|
牧場の朝
「鐘が鳴る鳴る かんかんと」のフレーズが印象的な文部省唱歌『牧場の朝』(まきばのあさ)は、
福島県にある日本最初の国営牧場「岩瀬牧場」がモデルとされている。
写真:岩瀬牧場(福島県岩瀬郡鏡石町)
作曲は、東京音楽学校の教授・バリトン歌手の船橋栄吉,
作詞は、朝日新聞社の記者で「アサヒグラフ」創刊に携わった杉村楚人冠
1968年8月から9月のNHK「みんなのうた」では、
東京少年少女合唱隊による合唱アレンジにより『牧場の朝』がアニメーション付きで放送された。
ただ一面に立ちこめた
牧場の朝の霧の海
ポプラ並木のうっすりと
黒い底から勇ましく
鐘が鳴る鳴る かんかんと
もう起き出した小舎小舎(こやごや)の
あたりに高い人の声
霧に包まれ あちこちに
動く羊の幾群(いくむれ)の
鈴が鳴る鳴る りんりんと
今さし昇る日の影に
夢からさめた森や山
あかい光に染められた
遠い野末に牧童の
笛が鳴る鳴る ぴいぴいと